市場の活力を引き出し、制度の恩恵を放出
チャイナネット    2017-04-26
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 「制度革新は本当に市場の活力を引き出し、制度による利益を放出することができるのか」。このような疑問は、横琴自由貿易エリアが歩んできた尋常でない700日余りの間、しばしば投げかけられてきた。

 改革の成果がどうであるかは、市場主体がその行動で判断を示している。

 国家級新区であり、特区中の自由貿易区である横琴は、ハイエンド産業の育成を重視し、ハイエンド要素の集積を革新主導ではかってきた。

 横琴がすでに誘致した世界トップ500社の投資事業は97社、国内トップ500社の投資事業は120社にのぼり、重点プロジェクト85件の総投資額は3400億元を超えている。

 2015年10月、横琴は、全国自由貿易区初のポストドクターワークステーション設立の認可を獲得した。今年3月には、ポストドクター人員の単独での採用資格を獲得し、今後は、香港・マカオのポストドクター人才の共同育成協力の新たなモデルを模索していく。横琴にはすでに、ポストドクターワークステーション(革新実践基地を含む)が8社あり、在籍して育成されているポストドクター人員は4人、選抜されて育成されているハイレベル人才は63人、誘致されて育成されている「千人計画」の専門家は29人となっている。

 横琴の金融サービス業はここ2年で、飛躍的な増加を実現した。最新データによると、横琴の金融企業はこれまでに4359社にのぼり、珠海市の総数の95%を占め、登録資本は6000億元近くに達し、各種の資産管理機構の資産管理規模は2兆4千億元を超えている。このうち横琴中国銀行は、全国の二級分行の30強に躍進し、全国23位につけている。全国の二級分行の総合評価では第1位を保持し、30強の指標別での優勝を広東省に獲得させた。

 科学技術産業は、革新主導の発展をリードしている。横琴では、華南理工大学国際革新センターや国家食品安全(横琴)革新プロジェクト、国家中医薬産業連盟などの重点プラットフォームの建設が順調に進んでいる。星光中国芯物聯網(モノのインターネット)プロジェクトの一期事業はすでに検収され、「星光中国芯物聯網プロジェクト」の最初のチップはテープアウトを成功させてまもなく発売となる。星明かりでの撮影が可能な低照度ハイビジョンネットワークカメラはすでに正式に販売されている。

 横琴に拠点を構えた技術系企業は4000社余りに達する。今年2月、横琴新区とシリコンバレーの「Mylio」、IT企業「特斯聯」(Terminus)は、共同声明を発表した。これによると、シリコンバレーで最も知られたユニコーン企業の一つであるMylioの開発センターが横琴に建設される。同時に、米国の特斯聯は、特別な戦略協力パートナーとして、Mylioとの横琴で合弁会社のMylio Chinaを共同建設する、

 満2歳を迎えた横琴自由貿易区では、レジャー・観光・健康産業の規模がますます大きくなっている。昨年には、「第3回中国国際サーカス祭」や「第2回WTAエリートトロフィー」、「WDC競技ダンス/ラテンダンス国際招待大会」などの大型イベントが横琴で開催された。長隆海洋王国はすでに累計で延べ3500万人にのぼる来場者を集め、投資額500億元の長隆の第2テーマパークプロジェクトも急ピッチで推進されている。マカオの嘉華集団は、世界級のスポーツ・レジャープロジェクトを横琴に建設する。イタリアのフェラーリのアジア太平洋センタープロジェクトは順調な建設が進んでおり、香港地区の麗新集団の「星芸文創天地」の19棟の低層建築はすでに主体工事を完了し、華彬横琴健康産業パークプロジェクトも積極的に推進されている。

 これが横琴自由貿易エリアである。

 開放や協力、制度革新が、自由貿易区という「実験田」を春の雨のようにうるおしている。

 今年第1四半期、横琴自由貿易エリアの主要経済指標はいずれも好スタートを切った。域内GDPの成長率は11.2%、固定資産投資は82.6億元で19.2%増、外資の実質導入額は1億7600万ドルで43.3%増、対外輸出入額は1億2700万ドルで43.23%増、一般公共予算収入は13億500万元で15%増となる見通しで、年初の予期目標にいずれも到達し、通年の経済目標任務の実現に良好な土台が築かれた。

 事実は、制度革新が、経済の長期的な発展を駆動する持続的な原動力であることを裏付けている。

 横琴自由貿易区はこの道を歩み続けていく。そしてこの道は、歩めば歩むほど広がっていくことだろう。