珠江西岸3都市、融合発展で後発者の優位性を発揮
チャイナネット    2017-07-14
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 広東省・香港・マカオを一体化する経済圏構想、「粤港澳大湾区」は壮大で複雑なプロジェクトであり、インフラや科学技術革新などが未来の建設の中心となる。試験・模範・けん引の効果を発揮する協力プラットフォームの建設は、同プロジェクトの重要な足がかりとなる。

 広東アジア太平洋革新経済研究院の鄭天祥副院長は「大湾区のチャンスは珠江西岸にある。西岸都市の経済規模は現在、東岸の3分の1のみだ。西岸には大湾区経済の有力な支柱になる条件が備わっている」と述べた。

 粤港澳大湾区をめぐり、珠江西岸3都市は各自の優位性と位置づけを積極的に思考し、大湾区建設・発展に積極的に溶け込もうとしている。

 珠江西岸に位置する珠海・中山・江門の3都市は、南はマカオに、北は広仏都市圏に、東は深セン・東莞に、西は広東省西部地区につながる。珠江西岸の3つの重要な窓口となる都市は、独特な珠中江経済圏を形成している。

 3都市の支柱産業は相互補完している。珠海は電子情報、石油化学工業、家電、精密機器製造、バイオ医薬、電力・エネルギー業などを中心産業とし、経済発展の質が高い。中山には電子機器、家電、照明、設備製造、健康食品・医薬品、アパレルなど高い競争力を持つ特色あふれる産業クラスターがある。江門は交通・海洋設備、石油化学工業、電子情報、包装・印刷・紙製品、食品・飲料、現代農業などの強い基盤を持ち、成長の高い将来性と後発者の優位性を持つ。これらは3都市の協力強化の条件となっている。

 交通は地域融合・発展の基礎だ。建設中の虎門二橋、深中通道、港珠澳大橋は、東西両岸を貫く大通路として注目されている。

 これらは川を跨ぐ大通路として、分業・協力する。「3つの大橋」は粤港澳大湾内の交通中枢になり、大湾区内の各都市群の距離を短縮した。また広珠都市間レール交通、広珠鉄道の建設と開通、深中通道、深茂鉄路、広仏江珠都市間レール交通などの建設により、珠中江地域の大湾区建設への融合・参与がさらに強化される。