粤港澳大湾区の建設、珠海が世界一流のベイエリアになるために
チャイナネット    2017-07-13
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 指導者に見守られ、広東省・香港マカオの経済協力を強化する構想「粤港澳大湾区」の開発推進枠組み協定が1日、香港で調印された。粤港澳大湾区は正式に国家戦略になり、未来の発展の青写真が初歩的に示された。

 粤港澳大湾区の「9+2」のメンバーのうち、「2」は香港特別行政区とマカオ特別行政区で、特別なメンバーとなる。珠江デルタ9市の一員として、珠海市は港珠澳大橋の開通後、香港・マカオと陸路でつながる中国本土で唯一の都市になる。枠組み協定は広東省・香港・マカオの大湾区建設における役割と分業を明確にし、相互補完と協力・ウィンウィンを求めた。香港・マカオに隣接するという地理的優位性を発揮し、横琴自由貿易片区をプラットフォームとし、珠海・香港・マカオの協力を重点とし、香港・マカオを結ぶ大湾区発展における位置を積極的に占めることが、珠海にとって極めて重要だ。

 今回の協定で香港は「5つのセンター、1つの中枢」(国際金融センター、交際海運センター、国際貿易センター、国際資産管理センター、アジア太平洋国際法律・紛争解決サービスセンター、世界オフショア人民元事業中枢)という、非常に独特の地位を占めている。

 この位置づけをめぐり、珠海は珠海・香港・マカオ共同発展軸(港珠澳大橋及びその西の延長線)を打ち出した。線から面へと香港の金融・ビジネス・物流・海運などの現代サービス業の拡張を受け継ぎ、港珠澳物流協力パークを建設し、横琴自由貿易片区の共同開発を加速し、空港・港湾協力を強化し、珠海西部生態新区を共同建設する。

 マカオの枠組み協定における位置づけは、従来の「1つのセンター、1つのプラットフォーム」(世界観光・レジャーセンター、中国・ポルトガル語圏ビジネス協力サービスプラットフォーム)に、新たに「中華文化を主流とし、多元的な文化が共存する交流・協力基地」が加わった。

 計画によると、珠海は今後横琴自由貿易片区の模範力・けん引力を発揮し、粤澳(広東省・マカオ)協力産業パーク、粤澳中国医薬科学技術産業パーク、中国・中南米経済貿易協力パークなどのプロジェクトを建設する。マカオの世界観光・レジャーセンター、中国・ポルトガル語圏ビジネス協力プラットフォームの建設に全力で協力し、マカオ経済の適度な多元的発展を促進し、マカオの長期的な繁栄と安定を維持する。

 マカオと協力し中国・中南米の協力を促進することは、珠海が新政策に溶け込み対外開放を掘り下げる新たな観点だ。これはマカオの「1つのセンター、1つのプラットフォーム」の建設に対しても重要な意義を持つ。マカオとポルトガル語圏は交流・協力の良好な基礎を持ち、中国・中南米の協力促進で強みを持つ。マカオと隣り合う地理的優位性、自由貿易区の制度革新の優位性により、珠海とマカオの協力強化、中南米諸国との経済貿易協力に大きなチャンスが生まれる。珠海は現在、中国・中南米協力の関連作業の推進を加速している。