珠海、「港珠澳大橋経済区」の構築を計画
チャイナネット    2017-08-30
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 珠海の投資環境と「第1回中国・ラテンアメリカ国際博覧会」のプロモーションイベントが25日、香港で開催された。珠海市副市長の芦暁鳳氏は挨拶で、「港珠澳(香港・珠海・マカオ)大橋は年内に開通し、珠海は、香港・マカオと陸路でつながる大陸部唯一の都市となる」と語った。珠海市横琴新区管理委員会主任の楊川氏は、「珠海は現在、横琴を中心とした面積約26平方キロメートルの『港珠澳大橋経済区』の構築を計画している」と指摘した。楊氏は、横琴では8年の発展を経て、香港・マカオと歩調を合わせた国際化・法制化・市場化されたビジネス環境がすでに形成されており、「横琴と香港の協力は『黄金の発展期』を迎えることとなる」と期待を示した。

 楊氏によると、年末に開通する港珠澳大橋は、周辺の人やモノ、資金、情報の流れを動かし、強烈な集積効果を生むことになる。「大橋経済区」は、国際貿易や倉庫物流、越境EC、展示取引、調達決済、情報サービス、会議・展示会、商業貿易・旅行などの重点ビジネス形態の発展をはかる。区内にはさらに、80万平方メートルの「珠海・香港・マカオ物流協力パーク」の建設も計画されており、香港の物流業とともに規模の拡大や業務の充実化をはかる。楊氏は、今後5年から10年の間に、粤港澳大湾区経済資源集積センターを完成させ、多層的・広範囲・高水準の対外開放の中心的ゲートウェイと特色と機能による牽引の際立った地域を全面的に完成させることに期待を示した。

横琴新区、香港企業の珠江デルタ西翼進出の拠点に

 横琴と香港との連携について、楊川氏は、両地の産業の相互交流はとても緊密で、香港の投資家の自由貿易区に対する評価は近年ますます高まっていると強調した。現在、横琴に登録されている香港資本の企業は668社、登録資本は792.43億元に達し、文化クリエイティブや観光、金融などの優勢産業をカバーしている。楊氏によると、香港企業は横琴新区を通じて珠江デルタの西翼に進出することができる。横琴を大西南地域の広大な経済的後背地に進出するためのプラットフォームとすることは、香港企業に巨大なビジネスチャンスをもたらす。

芦暁鳳氏:香港は珠海最大の外資投資元

 芦暁鳳氏は一方、11月に開催される「第1回中国・ラテンアメリカ国際博覧会」のプロモーションを重点的に行い、珠海と香港の経済貿易における協力の成果も紹介し、「香港はすでに、珠海の最大の外資投資元となり、投資目的地となっている」と指摘した。昨年末までに珠海の香港企業は1535社、投資総額は260.26億ドルに達している。

楊川氏、ハロウ校の横琴進出を認める

 楊氏はその後、香港メディアとの座談会に出席し、香港文匯報の記者の質問に答え、横琴哈羅学校と麗新集団が合意を締結し、横琴に「オリジナルのまま」のハロウ校(Harrow School)を設立し、粤港澳大湾区から生徒を募集し、幼稚園から高校までの一貫教育を行う計画であることを明らかにした。楊氏は、同校の早期竣工に期待を示し、完成するまでは、先行学校経営のために区内の資源を提供することもできると語った。プロモーションでは、「宝星資本」や「電訊盈科」、「中国工商銀行アジア」など多くの香港企業がプロジェクトでの協力を横琴新区と締結した。