珠海市政府、中国・ラテンアメリカ協力を香港でアピール
チャイナネット    2017-08-30
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 粤港澳(広東・香港・マカオ)大湾区の始動と港珠澳(香港・珠海・マカオ)大橋のまもなくの開通をひかえ、珠海横琴と香港との協力・交流をさらに推進するため、珠海市政府は25日午前、香港のルネッサンス香港ハーバービュー・ホテルで、珠海の投資環境と「第1回中国・ラテンアメリカ国際博覧会」のプロモーションイベントを開催した。珠海市副市長の芦暁鳳氏や横琴新区管理委員会主任の楊川氏らが会議に出席した。

国際展覧会を構築 「中国・ラテンアメリカ諸国経済貿易協力パーク」建設へ

 珠海市副市長の芦暁鳳氏の紹介によると、今年11月9日から11日まで、珠海横琴は、ラテンアメリカとカリブ海地域に特化した中国初の総合的・国際的展覧会を会期3日で開催する。「相知無遠近,万里尚為隣」(互いを知るには遠近の別はなく、万里を隔てても隣人となり得る)をテーマとし、品貿易やサービス貿易、技術協力、投資金融、観光協力などの分野で、関連する展示活動や会議活動を組織する。イメージ展示や製品展示、ビジネス・商談、人的・文化的交流を一体化した国際的展示会をこれまでにない分野で作り出すねらいだ。

 珠海市政府は同時に、横琴自由貿易新区での「中国・ラテンアメリカ諸国経済貿易協力パーク」の計画と建設を進めている。3万5千平方メートルの第1期プロジェクトは、中国・ラテンアメリカ博覧会の期間に正式に開業し、運営開始となる。その目的は、中国・ラテンアメリカ諸国経済貿易協力パークを舞台として、中国・ラテンアメリカの協力プロジェクトの横琴での契約を推進し、中国とラテンアメリカ諸国の経済貿易協力の水凖をいっそう高め、粤港澳大湾区の建設を後押しし、対外開放と越境協力の新たな注目点を形成することにある。

自由貿易新区の大きな発展潜在力 香港との協力は「最良の時期」

 横琴新区管理委員会主任の楊川氏は、横琴の開発建設の状況、香港企業の横琴での発展状况を紹介した。自由貿易新区である横琴は、独特な地理的優位性と最適化されたビジネス環境、緊密な産業連動などの特性を誇る。現在、横琴に登録されている香港資本の企業は668社、登録資本は792.43億元に達し、文化クリエイティブや観光、金融などの優勢産業をカバーしている。

 今年1月から7月までに新たに進出した香港資本企業は昨年同期から97%増加した。横琴に進出した香港資本の金融企業は100社近く、登録資本は330億元にのぼる。このうち「工銀国際」や「KKR(アジア)」などの香港資本の金融機構の誘致、証券投資基金「広発行業領先混合型」の香港市場での販売認可獲得の推進を通じて、横琴の企業は、非上場都市投資類企業による大陸部初の15億元にのぼるオフショア人民元債券の香港での発行を実現した。平安銀行横琴支店は、香港資本企業の海航集団と協力し、第2期パンダ債30億元の上海取引所での発行に成功した。

 楊川氏は、横琴は8年の発展を経て、活力に満ちた自由貿易新区へと変身し、香港・マカオと歩調を合わせた国際化・法制化・市場化されたビジネス環境もすでに形成されており、横琴と香港の協力は最良の時機を迎えていると語った。

横琴を中心とした「大橋経済区」構築へ

 楊氏によると、まもなく開通する港珠澳大橋は、周辺の人やモノ、資金、情報の流れを動かし、強烈な集積効果を生むことになる。珠海市が「港珠澳大橋経済区」の計画を進め、80万平方メートルの「珠海・香港・マカオ物流協力パーク」の建設計画を始動しているのは、香港の物流産業の「西方進出」に広大な後背地を提供するためだ。「大橋経済区」は、国際貿易や倉庫物流、越境EC、展示取引、調達決済、情報サービス、会議・展示会、商業貿易・旅行などの重点ビジネス形態の発展をはかる。楊氏によると、港珠澳大橋の開通後、横琴は、香港・マカオと陸地でつながる大陸部唯一の自由貿易試験区となる。この新たな歴史的起点に立ち、横琴は、香港・マカオとの高度協力という初志を貫徹し、粤港澳大湾区の建設において横琴の責任を果たしていく。