珠海、大湾区の革新高地を構築 今後5年でさまざまな革新的変化に期待
チャイナネット    2017-08-18
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 珠海による粤港澳(広東・香港・マカオ)大湾区の革新高地構築のロードマップが発表された。このほど発表された「珠海市による革新駆動型発展のさらなる推進と粤港澳大湾区革新高地の構築のための実施案」(以下「実施案」)から記者が得た情報によると、珠海は今後5年で、5カ所以上の革新型産業クラスターを形成し、5つ以上の国際革新協力プラットフォームや学校、基地を建設し、粤港澳大湾区の革新高地を完成させる。

 「実施案」は、今後5年の発展目標を打ち出している。これによると2021年までに、珠海の科学技術革新の実力は顕著に増強され、革新型経済が勢いよく発展し、革新の国際化の程度も顕著に高まり、総合革新能力は粤港澳大湾区都市群の先頭に位置し、革新を主要な導きの綱とし下支えとした経済体系と発展モデルを率先して形成し、粤港澳大湾区の革新高地を完成させる。

 産業面では、ハイテク産業とハイエンド設備製造業が今後、珠海の主導産業となる。珠海は今後5年で、5カ所以上の革新型産業クラスターを形成し、産業のミドル・ハイエンドへの発展を促進する。100億元級以上のリーディング企業は10社以上、10億元級以上の中堅企業は100社以上、成長の目覚ましい中小企業は1000社以上、ハイテク企業は2000社以上に増え、工業総生産額は4000億元から8000億元に伸び、国際的な影響力を備えた革新型企業の集積地、ハイテク産業基地となり、革新型経済の成長の極を形成する。

 国際化開放の程度はさらに高まる。珠海は今後、グローバルな革新ネットワークへの積極的な参入と融合をはかり、5つ以上の国・地域と科学技術協力関係を構築し、5カ所以上の国際革新協力プラットフォームや学校、基地を建設する。香港・マカオとの科学技術協力はより一層密切となり、珠海・香港・マカオは一連の共同革新プラットフォームを共同建設し、革新要素のクロスボーダー流動と知的財産権のクロスボーダー協力を実現し、国際化革新協力の先行地を形成する。

 革新総合力はさらに増強される。2021年までに、珠海の革新競争力は、ベイエリアをリードする水準に達し、科学技術進歩の経済成長に対する貢献度は60%を超え、社会全体の研究開発投資がGDPに占める割合は4%以上となる。特許産出能力が強まり、1万人当たりの発明特許出願件数は50件を超える。革新人才の集中度が高まり、新たに誘致・育成される革新創業チームは120組、ハイレベル人才は135人となり、珠江西岸地域の革新センターを形成する。

 珠海はこのほか、省級以上の革新プラットフォームを400カ所完成させ、研究能力の高い新型開発機構を50機構育てる。技術系企業のインキュベーター面積は170万平方メートルを超え、学部級大学の重点学科は10学科を超え、理工系学科の専攻統合度は5に達し、革新プラットフォームは珠江西岸地域の発展の波及と牽引の重要な舞台となる。珠海市のインターネットの出口帯域幅は5000Gbpsに達し、路面センサーのカバー率は92%以上に達し、粤港澳大湾区をリードする生態(エコ)スマートシティはほぼ完成し、地域の波及・牽引力はいっそう高まる。

 5カ年目標の良好な滑り出しを実現し、土台を築くため、珠海は今年、▽主要業務収入が5億元以上の工業企業のすべてに研究開発機構を備えさせる、▽新エネルギー車の動力電池と電気駆動システムの国家品質監督検査センターを珠海に進出させる、▽中国・イスラエル協力モデル市となる、▽珠海市の学部級大学の重点学科を8-9学科に増やし、理工系学科の専攻統合度を4.2に高める、▽ロボットの新規応用台数を1400台とする、▽ハイテク企業を1200社以上に増やす、▽革新創業チーム20組と博士1370人を新たに誘致する――などの目標を掲げている。